里海体験ツアーを開催しました!
- 日時 令和6年7月13日(土)9:30~13:00
- 会場 交流の里おうごし(坂出市王越町木沢)
- 講師 かがわ里海ガイド(メインガイド 井下 由美 氏、サブガイド 岡 加依子 氏)
坂出市王越を舞台として、豊かな海を見て、触れて味わおう.をキャッチフレーズに里海体験ツアーを開催し、18名の受講生が集まりました。はじめに、交流の里おうごしで井下 氏から当日のツアー内容や海で活動する時の注意点について説明がありました。注意点では、海辺の活動時に遭遇するかもしれない毒のある危険な生物について写真を用いて紹介がありました。
フィールド体験は、交流の里おうごし最寄りにある木沢湾の海岸・磯に移動して磯観察からスタートです。講師から、生き物が隠れている場所や見つけ方、捕まえ方について説明があった後、受講生はヘラを持って思い思いに生き物観察や捕まえる体験をしました。
岩を裏返したら出てきたカニを捕まえるのに夢中になったり、タイドプールの中にいるイソギンチャクを触ってみたり、貝を捕まえて動く様子を観察したりして楽しみました。磯観察をしてみて、受講生は予想している以上に貝や生き物の数がいることに驚いている様子でした。
磯観察の後には、浜辺に移動して海ごみ拾いとビーチクリーンを行いました。子どもたちは、ごみ拾いを行いながら、お気に入りの貝殻やビーチグラスを拾っていました。
ごみ拾いの後に行った、海ごみのミニ講座では、講師から瀬戸内海の海ごみの現状や海ごみが引き起こす生き物への悪影響などの問題、海ごみを減らすための工夫などの話がありました。
海のアクティビティを楽しんだ後は、王越婦人会の方々に準備をいただいた里海ランチを味わいました。ランチの内容は、地元王越の郷土料理となる鯛めしと団子汁、海の幸を使ったフライなどでした。甘い鯛めしは、昔、塩田や漁業で働いていた方々を労うために貴重だった砂糖を多く入れているのがルーツのようです。はじめて一口目に食べた甘い鯛めしに少し不思議な顔をする受講生もいましたが、食べ進めると甘さが癖になるようで、とても好評でした。
受講生からは「まだまだ知らない里海や地元の魅力を感じることができました」「子どもたちがとても楽しく活動できていました」「地元の事を知るきっかけになり、鯛めしが美味でした」などの意見がありました。